頭の中に風船をイメージしてみてください。(催眠術ではありません!)
その風船に表参道と書き、風船の中に街があるとイメージしてください。
<好景気>
→マネーが「プー」っと吹き込まれ「風船が膨張」
→骨董通りの六本木通り側まで空室が無くなりキラー通り(外苑西通り)も満室御礼
→ほぼ同時に賃料上昇基調へ
→1Fが満室になるとほぼ同時に上層階も
満室へ
→商業地に空室が無くなり、需要>供給が顕在化
→いつもより遠くまで&奥の方まで店舗が拡張しだす
=商業地の膨張
<不景気>
→マネーが「スー」っと吸い込まれ「風船が収縮」
→骨董通りの奥(六本木通り側)から空室が増える、キラー通りも現在空室即入居の募集看板が目立つようになる
→少し遅れて賃料下降基調へ
→静かに上層階から空室が増え、1Fもパラパラと空室が顕在化
→商業地の遠くや奥くから空室が増え、需要<供給が顕在化、
→空室がだんだんと商業中心地にも増えだす
=商業地の収縮
同じ動きが、銀座でも、新宿でも、渋谷でも起こります。
また、関東圏、関西圏、中京、東北、その他も例外なく起こっているはずです。
こんなご説明をお客様にした際、
「風船理論ですね」なんて言われました。
「いやいや、理論なんてそんな立派な話ではありません」と返答しつつも、
名前としてはわかり易い。
「やはりお客様に教えてもらうのは50歳過ぎても同じ」と、
思った記憶があります。
毎日の様に商業地の現場を歩いていると、
手に取るように体感できます。
車での現調は危険、自転車でも見落としあり、
歩きが一番正確に現調出来るのは想像の通りです。
さて、この場合注目して頂きたい視点はいくつか有りますが、
以下はぜひご確認願います。
① 風船の中央に位置するエリアはどこ?
→最後まで中央エリアのビジネスは安全か?
② 風船の外側に注目
→少し先の未来が見えないものか?
③ 不景気からの回復は?
→どのエリアから認められるか
今後このサイトで、上記なども記させて頂きます。
ちなみにですが、
2008年秋より始まったリーマンショックでも、
このイメージとして捉えた街の風船は、収縮すれどそれぞれ復活し、
破裂には至りませんでした。
もしその風船が破裂する原因があるとすれば、
きっとそれは経済的なダメージでは無く、
もっと違う原因、
例えばこの「コロナ等のウィルス蔓延による影響」かもしれません。
「コロナ収束後の街」
その復活への期待もあり、興味関心も非常にあるので、
自粛しつつ共に見届け、盛り上げていきませんか?
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