「罠(わな)」と考えてみると納得できる点が多いと、
日々路面店舗仲介の現場で感じています。(不動産仲介会社的な視点から)
ここでは、以下に分けて併記してみたいと思います。
① テナントさんが出店を決める要素
② 子供の頃、ざるを使い用水路で「ドジョウ」を捕まえていた私の原体験
<立地選択>
① ターゲットとなるお客様が多く居そうなエリアや場所に出店する。前面通行量を外注して調査する。
② ドジョウが多く捕れる用水路、どんぶり坂下の竹やぶ奥にあるポイントにざるを持って向かう。1週間毎に、毎回10匹は捕れる!
<建物の形状>
① 視認性と動線を工夫し、お客様が見つけやすい、入店し易い、店内を回遊し易い店づくりが出来る建物が理想
② ドジョウに見つかり難い地味目な緑色のザルで、少し狭くなった用水路の両脇を石で盛り上げ逃げてくるドジョウの動線を確保、スムーズに入るよう水の流れに沿って仕掛ける
<集客、誘客、宣伝>
① 雑誌媒体、SNS等の発信、イベントやセール等で集客
② ドジョウの居る川上よりバチャバチャ足で水をけり、棒で水面をたたき、川下のザルに追い込む(原始的も確実!)
その他・・・・
どうですか?
ドジョウ捕りと、多額の投資や労力&ノウハウを投入するビジネスを同列で語るな!、
という声も聞こえてきて当然です。
ただ中には、「確かに、なるほど、思い当たる点はある、少しは似てる」等々、
思われる方も居られるのではないでしょうか?
ショッピングセンターの動線、サイン計画等も、
「罠(わな)」と考えると納得できる点も認められます。
出店に関して難しい説明をされた時、
それでも判断しなければならない時、
「その罠(わな)は成功するか?」
という問いを自身に投げかけ、再考してみるのは如何でしょうか?
余談ですが、
私も度々その「罠(わな)」に誘導され、スッぽりと見事にハマり、
家族には言い難い買い物を繰り返したりしています。
「無駄遣いはするな!」、なんて言いつつ、少しだけ反省もしています。
が、やはり路面店舗のストリートショッピングは止められませんね!
皆さんも過去に追いかけた事がある、
仕掛けた事がある、
何か罠(わな)を思い出してみてはいかがですか?
ドジョウ?、バッタ、アリ・・・・
虫や魚が嫌いな方にはお勧めしませんが・・・(笑)
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