「等高線」とは?、と検索すると、以下のような説明がありました。
「同じ高さの点の集まりでできる線、
およびそれらがある一定の間隔でつらなった線群のこと。
標高もありますが、天気図では等圧線として使われいるようです。」
この「高さ:標高」を、「賃料単価」に変えて例えたのが、
「賃料等高線」です。
・仮に銀座晴海通りGAP周辺の店舗賃料単価相場を10万/坪、
・仮に銀座3丁目中央通りアップル周辺を10万/坪、
・仮に銀座6丁目中央通り銀座SIX周辺を10万/坪
その3点を線で結ぶイメージをしてください。
その形が、賃料等高線のイメージです。
実際、中央通りや晴海通りより一本入ったエリアの賃料は下がるため、
補助線などで賃料単価の低いラインを結ぶ必要があります。
となると、本当に地形の等高線のような模様が出現する事となります。
「そのな事をイメージして何の役に立つのか?」と、
突っ込まれる気も致します。
私は実際、こんな使い方をしています。
「A地点の賃料単価は、概ね10万/坪前後です。
なぜなら事例として、B地点12万と、C地点7万と、D地点11万に囲まれた中央に位置し、
その3事例に状況が類似しているからです。」
デベロッパーや投資会社からの相談で、賃料単価を問われるケースは日々の事です。
その際、宅地建物取引主任士としては明確な根拠を求められるのですが、
全物件の過去募集事例や成約事例を知る会社は大手企業でも無く、
レインズでも無理、
ましてや今まで募集していなかった物件の賃料単価など、
データーであるはずが無いのです。
そこで、上述のような賃料等高線の視点が役に立つのです。
点 → 線 → 面 → 立体(賃料等高線) →この次は何が出来るのか?
「伝え方、見せ方」、という切り口が、私は気になっております。
「伝え方が9割」というベストセラーは、今や海外でも翻訳されているそうです。
「見せ方が9割」というのは100%パクリですが、
やはり見せ方は最重要です。
そのヒントを、「スター・ウォーズ完結編」に例えて、
この後どこかで掲載させて頂きます。
私は完結どころか、勝負はこれからですが・・・・また次号で!
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