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執筆者の写真遠山芳博

004「路面店舗:賃料等高線」ってなんだ? 路面店舗賃料単価を面で見始めると、やがてが見えてくる!

更新日:2020年5月23日




「等高線」とは?、と検索すると、以下のような説明がありました。

「同じ高さの点の集まりでできる線、

およびそれらがある一定の間隔でつらなった線群のこと。

標高もありますが、天気図では等圧線として使われいるようです。」

この「高さ:標高」を、「賃料単価」に変えて例えたのが、

賃料等高線」です。





・仮に銀座晴海通りGAP周辺の店舗賃料単価相場を10万/坪、

・仮に銀座3丁目中央通りアップル周辺を10万/坪、

・仮に銀座6丁目中央通り銀座SIX周辺を10万/坪


その3点を線で結ぶイメージをしてください。


その形が、賃料等高線のイメージです。

実際、中央通りや晴海通りより一本入ったエリアの賃料は下がるため、

補助線などで賃料単価の低いラインを結ぶ必要があります。

となると、本当に地形の等高線のような模様が出現する事となります。



そのな事をイメージして何の役に立つのか?」と、

突っ込まれる気も致します。



私は実際、こんな使い方をしています。


「A地点の賃料単価は、概ね10万/坪前後です。

なぜなら事例として、B地点12万と、C地点7万と、D地点11万に囲まれた中央に位置し、

その3事例に状況が類似しているからです。」



デベロッパーや投資会社からの相談で、賃料単価を問われるケースは日々の事です。

その際、宅地建物取引主任士としては明確な根拠を求められるのですが、

全物件の過去募集事例や成約事例を知る会社は大手企業でも無く、

レインズでも無理、

ましてや今まで募集していなかった物件の賃料単価など、

データーであるはずが無いのです。


そこで、上述のような賃料等高線の視点が役に立つのです。


点 → 線 → 面 → 立体(賃料等高線) →この次は何が出来るのか?



「伝え方、見せ方」、という切り口が、私は気になっております。



「伝え方が9割」というベストセラーは、今や海外でも翻訳されているそうです。

「見せ方が9割」というのは100%パクリですが、

やはり見せ方は最重要です。



そのヒントを、「スター・ウォーズ完結編」に例えて、

この後どこかで掲載させて頂きます。




私は完結どころか、勝負はこれからですが・・・・また次号で!



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