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  • 執筆者の写真遠山芳博

011「銀座へ上る!」、やはり小売りの登竜門、そこはゴールか?

更新日:2020年5月20日

「京へ上る」、「上洛する」

時代劇では良く聞くフレーズですね。

意を決し、満を持して、日本の頂点に君臨する事を夢見て、

「目指すは京の都」、

というイメージが日本人には根付いていると思います。

「上洛」とは?

主に京都に入ることを意味する言葉である。入洛とも言った。

最近このコラムを記していると、

戦国時代に例える事が増えてきました。

テナント様とビジネスを展開させて頂いている中で、

やはり他のテナント様と物件を競い合う、競合とのロケーションを意識する、

気になるテナントの存在、等・・・・

やはり日常的に「競う」事が多いので、

伝えや易く感じるからです。

「なぜ小売りのテナント様は、銀座出店を目指すのか?」





様々な意見、理由はあれど、

戦国の世であれば「京都」という日本の中心に名立たる武将が上りたかったように、

銀座が小売りの頂点

という事に尽きると思います。




幾つか例を見ていきましょう。

<ユニクロ>

2005年銀座5丁目に旗艦店オープン

2012年銀座6丁目にグローバル旗艦店

2020年マロニエゲート2にUNIQLO TOKYO

と複数展開

(1998年原宿出店)

<ニトリ>

2015年プランタン銀座オープン、増床、同ビルがマロニエゲート2にリノベ

<洋服の青山>

1992年進出

2010年銀座2丁目中央通りに旗艦店オープン

<ZARA>

2003年銀座旗艦店オープン、六本木ヒルズと同時期

(2002年原宿出店)

<H&M>

2008年9月銀座旗艦店オープン

(2008年11月原宿出店)

<GAP>

1995年銀座数寄屋橋阪急モザイクに出店

2011年旗艦店移転オープン

(1999年原宿出店)

<無印良品>

2001年有楽町駅前に出店

2019年無印良品銀座旗艦店オープン

(1983年青山初出店)


代表的な例のみ挙げてみました。


上記の日本企業は、時期は不明もアジアを含めた海外展開中です。

外資系企業は、もちろん世界展開中です。

「銀座へ上る!」、そこはゴールか? 否か?


あるテナント様の専務が述べられたコメントが、今も忘れられません。


・銀座には銀行や業界の会合で頻繁に来ており、

「いつかは銀座に出店する」と思っていたのは事実


・アジアに向けて展開するにも、銀座に店が有ると無いとでは認知度で大きな差となる


・銀座に出店したことで、都内の物件情報も増え、選択の幅が増える


・実は銀座の顧客に向けた新商品の開発も、急ピッチで完成している。

「ワンランク上の新商品を開発せよ!」と社内で指示しても、

様々な理由で進まなかった。

だが、「銀座出店決定!」が広報されると、

今まで暗礁に乗り上げていた新商品開発が急に動き出し、

なんと4ヶ月で完成に至った。


銀座に恥ずかしくない商品を作らなければ!


という社内喚起、

危機感の共有に本当に役立っている。


旗艦店出店の効果は、実は社内にも大きい。


当然のことながら、企業は永続的に存在したいものです。

となれば、銀座出店をゴールとすると、

もしかしたら成長が止まってしまうのでしょうか?


少なくとも上記の企業に取り銀座出店は、

最重要な一里塚、マイルストーンであり、

その先の展開に役立てているようです。



その効果は、マーケットという社外はもちろんですが、

実は社内にとっても大切な、

危機感共有」と「変化のきっかけ」になっており、

目的に向け脱皮する役割もあるように感じます。

日本人にとって、

「銀座」という響きは何かとロマンチックに感じます。


あるネットの資料によると、

「・・銀座」という商店街は全国に345件、その内東京都内に96件。

小売のみならず、他の業態の方も銀座を目指すがゆえに、

これだけ全国に存在するのでしょうか?


ちなみにですが、私が好きな銀座は、

当然仕事では本家の銀座、プライベートでは戸越銀座、谷中銀座ですね。


皆さんは、お好きな「・・・・銀座」ありますか?

買い過ぎ、食べ過ぎには要注意です。

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